
理事長 野中 英行
昨今の医療機関は、定まらない医療行政下における舵取りを余儀なくされる厳しい現実を突きつけられておりますが、こうした時代だからこそ、「大切なもの」を見失うことなく、問題の本質を捉え、果敢に手立てを講じて行かなければならないものと私達は考えます。
「大切なもの」、そのひとつは、患者さんやご家族の立場に立って、つまり「患者さんベスト」の視点で物事を考え、発信できる体質づくりであります。
そのためには、職員一人一人が働きがいとやりがいの感じられる、そしてたくさんの笑顔があふれる職場づくりが重要な課題であると考え、その実現に向けて努力しております。
今後とも、地域医療の範となる医療機関を目指し、下記の理念に掲げる姿を描き、それを羅針盤にして、未来への視座を常に持って、研鑽を重ねて参りたいと考えております。
至らぬ点も多々あろうかと存じますが、皆さまには、何卒よろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。